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MBCの新しい水木ドラマ「帰って来たイルジメ」 チョン・イル

MBCの新しい水木ドラマ「帰って来たイルジメ」(脚本キム・グァンシク/ト・ヨンミョン、演出ファン・インネ/キム・スヨン)の製作発表会が7日、ソウル劇場で開かれた。

「帰って来たイルジメ」は漫画家コ・ウヨンの名作「イルジメ」を原作として、「宮」シリーズの演出ファン・インネが手がけるドラマ。2009年、新しい時代劇ブームが到来するのでは…と期待を集めている。

チョン・イルは、時代と運命が生み出した朝鮮の英雄イルジメ役を演じる。中性的なルックス、その目に漂う悲しみと怒りの光。漫画家コ・ウヨンの原作から飛び出したような彼は、俳優人生のターニングポイントになるであろう「帰って来たイルジメ」に勝負をかけている。

時代劇初となる韓国・台湾・日本の3ヶ国ロケを行い、すでに7割がた制作が完了。「帰って来たイルジメ」は1月21日(水)にスタートする。 以下は、チョン・イルへのインタビュー。

 

◆ どういう役ですか?

◇ イルジメは、悲しい過去や多くの苦難を乗り越えて義賊となります。国を救おうとする英雄なんです。

◆ イルジメ役において、一番重要な要素とは?

◇ 人生においても何が最重要かなんて、よくわからないですよね。イルジメは一見強靭で、冷たそうに見えますが、内面はとても愛情に飢えていて、弱い人間なんです。まだまだ奥が深くて、つかみきれていません。

◆ 初の時代劇ですが、プレッシャーは?

◇ 現代ドラマと時代劇ドラマの差はないと思っています。設定が違うだけで…。「帰って来たイルジメ」は台詞もそれほど時代劇口調じゃないですしね。

◆ 原作を読んだ感想は?

◇ ずいぶん前の作品ですが、とても現代的で、ストーリー展開や人物設定が見事ですね。イルジメはかっこよくて魅力的ではありますが、キャスティング後にもう一度読んで、すごく悲しいキャラクターだとわかりました。演じ方を悩みましたが、監督の心強いフォローに支えられてうまくいきそうです。

◆ 性格上、イルジメとの共通点は?

◇ 自分なりに役作りをして撮影現場に向かったら、監督の考えと正反対だったんです。そんなこんなで最初の5ヶ月ほどは本当に大変でした。ずいぶん怒られて、悩みました。そうして徐々にイルジメに近づいた感じですね。

◆ 監督の考えるイルジメと、チョン・イルが考えるイルジメの違いとは?

◇ 僕は自分ならではのイルジメを追求したし、監督は原作のイルジメを求めました。撮影中、地の僕が見えると監督に怒られて…。「笑顔を見せるな!」とか、声のトーンまで指示されたりとか。ずいぶん努力をしました。最近ようやく、チョン・イルの魅力とイルジメをミックスしてもいいと言われました。それもあって、今はずいぶん楽です。

◆ 監督から学んだことは?

◇ 持っていた演技観ががらりと変わりました。細かいディテールまで指示が入るんです。監督の要望は「中性的で、冷たい人物像」なので、今はそこに力を入れています。

◆ イルジメを演じるに当たり、何か自身に変化は?

◇ 「思い切りハイキック」終了時の体重が70Kgだったんですが、今は体も鍛えて自然にやせました。それから、生まれて初めて7ヶ月も髪を伸ばしました。声のトーンもすごく練習しましたね。

僕は肉がつくと顔から太るんです。家では母が「イルジメは身軽なはずだから」とご飯をくれないし(笑い)。7、8Kgは減りましたね。

◆ 女性的なイルジメの一面をどう思いますか?

◇ 普段の彼は全然違います。男性的な魅力満点ですね。女装して屋敷に忍び込むとか、劇中での場面に合わせて演じわけています。

◆ 海外ロケのエピソードはありますか?

◇ 台湾と日本に行きましたが…台湾はすごく暑かった。そのころは監督のこともよく知らなかったから、てんやわんやでした。台湾ロケのシーンではイルジメが大事に育てられてましたけど、日本ロケの時は違うので、台湾ロケ時の演技を引きずるなとアドバイスを受けました。

◆ アクションシーンの感想は?

◇ 正直大変です。アクションシーンがある日は徹夜覚悟ですね。体力的にもきつく、寒いと怪我も多いんです。だから怪我には注意しています。ただ、遊園地が好きなせいかワイヤーアクションは妙に楽しいですね。

◆ アクションシーンのエピソードは?

◇ 準備期間が短かったんです。撮影1ヶ月前から集中的にアクションスクールに通って、撮影の合間にも猛練習しましたね。武術監督も熱心に指導してくれたし、基礎体力が重要だからといわれて毎日7Kmくらい走っていました。

◆ 体調があまりよくないとか。

◇ 5ヶ月以上にわたる強行軍で、疲れがたまってしまったんですね。撮影後には病院に担ぎ込まれて点滴を受けたり、ひどい時には強い薬を飲んで撮影中にフラフラになったりもしました。それを見た監督が「休んだほうがいい」と言ってくれたんですが、現場を準備してくれたスタッフに申し訳なくて…。体調にはいつも気をつかっているんですけどね。

 

◆ 高校生のイメージからの脱却は大変ですか?

◇ 「思い切りハイキック」のおかげで名前を知ってもらえるようになりました。イルジメに関してはまだよくわからないことが多く、何を求められているのか、いつも試行錯誤しています。

◆ イ・ジュンギのイルジメと比べられませんか?

◇ 視聴者をはじめいろいろな方面から何を言われようと、受け入れる心の準備はできています。

◆ 演技力については?

◇ 完璧な満足はありません。演技云々の前に、たくさん学びたいと思っています。はじめからそううまくは行かないし。

◆ 抱負をお願いします。

◇ 監督を信じるのみです。学ぶこと第一でベストを尽くします。

 






2009-01-29(10:01)