| 1分のニュースができあがるまでの手間や葛藤、そこから生まれる様々な物語の数々。また、ニュースの裏で孤軍奮闘する放送記者の世界を緻密に描くリアルドラマ。
<スポットライト>はテレビ局の社会部記者たちの日常を描くドラマである。これまで本格的に扱われたことがない「記者の世界」に大胆に踏み込んだ、初の専門職ドラマだ。そして、プロを夢見る韓国女性たちの永遠の理想像であり、現代の女神である女性キャスターにスポットを当て、視聴者にアピールする。
女性キャスターを夢見て、熾烈な競争を経て放送局に入社したソ・ウジン(ソン・イェジン)。
しかし、厳しい下積みと社会部2陣記者を経て、世間の厳しさを知る。その後、警察署を渡り歩く生活を終え、文化部のメイン記者になる直前、社会部キャップに復帰したオ・テソクによって再び社会部の2陣に戻され、もろくも夢は潰えた。おまけに要領の悪い修習記者イ・スンチョル(ジング)の教育係まで押しつけられ…。いくら頑張っても、いくら結果を出しても、常に反省点しか指摘しないオ・テソクには、怒りを越え、絶望すら感じるウジン。だが、逆に闘志を燃やし、ついには猪突猛進型の記者へと生まれかわる。最初はニュース番組の華やかさのみに目を奪われていたウジンだったが、オ・テソクのスパルタ教育によっていつしか真の記者に成長。純粋な記者キャスターを目指しはじめる。恐怖の対象だったオ・テソクを師と仰ぎ、次第に恋愛感情も抱くようになる。
特ダネのためならば、例え火の中水の中…というGBSの熱血社会部記者ソ・ウジン。逃走中の脱走犯とのインタビューに成功した彼女は、張り込んでいた警察と衝突。苦労して撮影したテープを奪われてしまう。悪いことは続くもので、取り戻したテープは放送に使えないことが判明。ウジンは一気に窮地に陥る。
この大変な状況のなか、気難し屋のやっかいな記者オ・テソクがウジンの上司として復帰した。
彼の登場で、報道局は一気に緊張する。案の定、ウジンはさっそく初日からテソクに雷を落とされる。2人の「運命の悪縁」が始まった。
多くの経験を積みながら、少しずつ記者として成長するウジン。その姿を見て、いつしかテソクも喜びを感じはじめる。まるで、自分の作った彫像を愛するピュグマリオン神話のように…。厳しい教育によってウジンは変わり、テソクの閉ざされた心にも不思議な変化が訪れていた。
あらゆる周囲の圧力や脅威、ついには生命の危険も省みず、事件を追いつづけるウジンとテソク。彼らの信頼は、やがて恋愛感情へと変わっていく。ついにウジンは、これ以上テソクが教えることがない、真の記者へと生まれ変わるのだった。
そんなさなか、ウジンは記者賞を受賞。同時にGBSキャスターの有力候補に上る。
彼女の出演する、9時のニュースの初放送…。テソクは弟子であるウジンの姿に感無量だが、一方で胸の痛みを押し隠していた。
なぜ、そばにいると彼女に言えなかったのか…自分を呪いながら、とぼとぼと空港の出国ロビーへと向かうテソク。
そこには初ニュースを終え、駆けつけたウジンが佇んでいた。
あふれる熱い涙。固く抱き合う2人。
ウジンとテソク…2人の人生の真のスポットライトは、ここから始まる。
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